故事ことわざ辞典おむね版
(美乳堂編修所 編)
おむね版通常版
開いた胸元が塞がらない
読み | あいたむなもとがふさがらない |
意味 | 育乳が順調で、ボタンと笑いが止まらない様子。 |
例文 | 「またブラが合わなくなっちゃった。開いた胸元が塞がらないのよ。嬉しい出費だけど、またランジェリーショップに行かなくちゃ」 |
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開いた口が塞がらない
読み | あいたくちがふさがらない |
意味 | 相手の行動や態度にあきれ返って物が言えない様子。 |
例文 | 「あのオバケ乳には開いた口が塞がらないよ。何食べたらああなるんだろうな」 |
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敢えて揺らしたるに非ず、ブラつけざればなり
読み | あえてゆらしたるにあらず、ぶらつけざればなり |
意味 | 自分の手柄を誇らず謙遜することのたとえ。 |
注釈 | 魯の大夫・孟之反(もうしはん)が戦争に敗れ敗走する際、どこからか上半身裸の女が現れ、追撃せんとする敵を色気で悩殺し撤退を支援した。見事殿を務めた彼女を孟之反が称えようとすると、彼女は「ブラを家に忘れただけよ」と謙遜し手柄を誇らなかったという。 |
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敢えて後れたるに非ず、馬進まざればなり
読み | あえておくれたるにあらず、うますすまざればなり |
意味 | 自分の手柄を誇らず謙遜することのたとえ。 |
注釈 | 魯の大夫・孟之反(もうしはん)が、味方の軍隊が戦争に敗れ敗走する際、わざと遅れて最後尾につき撤退を支援した。見事殿を務めた彼を軍が称えようとすると、「馬が進まずに遅れただけだ」と言って、自分の功績を誇らなかったという故事。『論語』より。 |
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仰いで胸に恥じず
読み | あおいでむねにはじず |
意味 | 仰いで胸に恥じず、俯してブラに恥じず。この胸は正真正銘生まれ持った自分の乳である。 |
例文 | 「私はAカップ。世に言うペチャパイ。それで結構よ。仰いで胸に恥じずだわ」 |
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仰いで天に愧じず
読み | あおいでてんにはじず |
意味 | 自分自身に少しもやましい所がなく、公明正大である。上の方を見ても天の神に恥じるところはなく、下の方を見ても人々に恥じるところがない。 |
原文 | 「仰いで天に愧じず、俯して人に怍(は)じず」<孟子・尽心上> |
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青菜に塩
読み | あおなにしお |
意味 | しょぼんとしたおむねの形容。青菜に塩をかけると水分がなくなってしおれることから、ハリがなくたれた胸の状態をいう。 |
例文 | 「美しかった妻のバストも、歳をとった今じゃもう青菜に塩さ。デカいのも考えものだね」 |
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青菜に塩
読み | あおなにしお |
意味 | 元気をなくし、すっかりしょげている様子。ただし、身体的な不調で元気がない場合に使うのは誤用。 |
例文 | 「目星をつけていた新作ブラが売り切れと知って落ち込んでいるよ。今の彼女は青菜に塩だ」 |
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商いは胸のパッド
読み | あきないはむねのぱっど |
意味 | 女性が胸パッドで駆け引きをするように、商売も客との心理戦であるということ。 |
例文 | 「その商品はまだ出すべきじゃない。下着メーカー勤務の君に言うとややこしいが、商いは胸のパッドと言うだろう」 |
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商いは牛の涎
読み | あきないはうしのよだれ |
意味 | 商売は一時に大儲けするのではなく、牛のよだれのように細く長く切れ目なく、気長に小さい利益を積み重ねていくべきだ、という意。 |
例文 | 「焦って新作ブラを発表するよりも、まずは今ある売れ筋商品の改良に力を注ぐべきだ。商いは牛の涎と言うだろう」 |
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秋の男は胸に寄る
読み | あきのおとこはむねによる |
意味 | 彼があなたに言い寄ったのは、見栄と世間体からクリぼっちを避けたかっただけなのかもしれない。 |
例文 | 「信じられない!あんな女たらしと交際し始めたの?秋の男は胸に寄るというから、彼に真実の愛があるとは到底思えないわ。私ともそうだったし」 |
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秋の鹿は笛に寄る
読み | あきのしかはふえによる |
意味 | 恋のために身を滅ぼすこと、あるいは弱点につけこまれて危険な目に合うこと。鹿は秋になると発情期を迎えるため、人間の吹く鹿笛にたやすく引っかかることから。 |
例文 | 「秋の鹿は笛に寄るというから、あのお店の娘にあんまり入れ込んじゃいけないよ。そもそもあの娘は俺の女だ」 |
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悪女の深谷間
読み | あくじょのふかだにま |
意味 | 醜い女ほど男を捕まえるために谷間を出すものだ。その谷底から這い上がれなさそうな男を見つけよう。 |
例文 | 「今度の婚活パーティに人生賭けてるの私。胸のあいたドレスで大勝負よ。この歳になると悪女の深谷間なんて言ってられないもの」 |
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悪女の深情け
読み | あくじょのふかなさけ |
意味 | 器量の良くない女性は美女と比べると、とかく愛情深く嫉妬心が強い。転じて、ありがた迷惑であるという意に用いる。 |
例文 | 「重たすぎるんだって私といると。悪女の深情けになってたみたい。将来二人で入るお墓探しをしたのがまずかったかしら」 |
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悪乳千里を走る
読み | あくにゅうせんりをはしる |
意味 | 悪い女の行いや評判はすぐに遠くまで知れ渡る。 |
例文 | 「何もかも知っているのよ。悪乳千里を走るってね。この泥棒猫!くらえ正義の鉄槌!ローリング・パイパイスライダーッ!!」 |
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悪事千里を走る
読み | あくじせんりをはしる |
意味 | 悪い行いや評判は、すぐに遠くまで知れ渡る。犯罪の拡大に使用するのは誤り。 |
原文 | 「好事門を出でず、悪事千里を走る」<北夢瑣言・六> |
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朝に胸を見たらば夕べに死すとも可なり
読み | あしたにむねをみたらばゆうべにしすともかなり |
意味 | あの子の胸を見れたら、もう悔いはない。男の騎士道を説いたもの。 |
例文 | 「一度でいいから銭湯の番台に座ってみたいよ。朝に胸を見たらば夕べに死すとも可なりというが、鼻血で死ぬのってやっぱりマヌケかな?」 |
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朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
読み | あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり |
意味 | 朝に道理や人の在り方を悟ることができれば、その晩に死んでも構わない。人の道のいかに尊いかを説いたもの。『論語・里仁』より。 |
例文 | 「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なりってよく言うよな。じゃあ長生きしてる坊主はインチキってことか?」 |
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明日は明日のブラをする
読み | あしたはあしたのぶらをする |
意味 | 明日はまた違ったブラをつける。くよくよ先の事を思いわずらっても仕方がない。 |
例文 | 「明日は明日のブラをするじゃないの。一枚なくなったからってそんなに落ち込まなくてもいいじゃない」 |
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明日は明日の風が吹く
読み | あしたはあしたのかぜがふく |
意味 | 明日はまた別の成り行きになるのだから、先のことを案じても始まらない。なるがままに任せて生きるのがよい。 |
例文 | 「ビクビクしてたってしょうがないじゃないか。明日は明日の風が吹くもんさ。そりゃ下着泥棒は犯罪だけどよ」 |
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足下から胸が出る
読み | あしもとからむねがでる |
意味 | 身近なところで突然、思いがけないような意外な出来事が起こること。すそから何か出た。 |
例文 | 「公園でデートしていたら、彼が何かを拾ったの。私の胸から落ちたパッドだったわ。さすがに私のだってバレてるよね。足下から胸が出るってこのことね。終わったわ」 |
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足下から鳥が立つ
読み | あしもとからとりがたつ |
意味 | 突然身近なところで意外な事件が起こること。また、急に思い立って慌ただしく行動を起こすたとえにもいう。 |
注釈 | 巣の中にいる鳥は近づいてもなかなか飛び立たないが、ごく近くに寄るとさすがに踏み潰されると思い急に飛び立つ。その羽音に人間が驚いてしまうことから。上方(京都)いろはがるたのひとつ。 |
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明日のFより今日のB
読み | あすのえふよりきょうのびー |
意味 | 夜のお店のボインちゃんより、隣にいるBカップの嫁を大切にしたほうが良い。 |
例文 | 「妻に何気なくケーキを買って帰ったら、子供みたいに喜んでくれたよ。店の女に入れ込んだ俺がバカだった。明日のFより今日のBだ」 |
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明日の百より今日の五十
読み | あすのひゃくよりきょうのごじゅう |
意味 | 明日になればくれるという百文の銭より、今日くれる五十文の方がありがたい。大きな話に乗るよりも、わずかでも今確実に手に入る方を選ぶのが賢明であるということ。 |
例文 | 「結局いつもと同じブラを買ったわ。明日の百より今日の五十ね」 |
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明日は我が乳
読み | あすはわがちち |
意味 | 人の崩れたバストを見て、自分もいつそうなるか分からないと身につまされること。 |
例文 | 「こないだお母さんとお風呂に入ったら、だいぶタレてきてた。明日は我が乳、私もバストケアだけは怠らないようにしないと」 |
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明日は我が身
読み | あすはわがみ |
意味 | 災難はいつ誰に起こるか予測できないものだということ。『今日は人の上明日は我が身の上』『昨日は人の身今日は我が身』とも。 |
例文 | 「最近街中で、男に乳ビンタをして回る女性がいるらしい。明日は我が身だ。明日こそ会えますように」 |
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頭隠して胸隠さず
読み | あたまかくしてむねかくさず |
意味 | 一部だけを隠して、全部を隠したつもりでいる人の愚かさを笑う言葉。 |
例文 | 「近くのコンビニに軽くメイクして行ったの。頭隠して胸隠さずね、飲み物を取ろうとしたらパッドが飛び出たわ」 |
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頭隠して尻隠さず
読み | あたまかくしてしりかくさず |
意味 | 悪事や欠点の一部を隠して、全部を隠したつもりでいること。江戸いろはがるたのひとつ。 |
例文 | 「とっさに隠れたつもりかもしれないが、頭隠して尻隠さず、カメラが見えていたぞ。お前俺の風呂を覗いてただろ。何が目的だ」 |
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新しいブラは新しいタンスに
読み | あたらしいぶらはあたらしいたんすに |
意味 | 新しい考えや新しい内容は、新しい形式で表現することが必要であるという意。 |
例文 | 「新しいブラは新しいタンスにっていうでしょ?古いブラジャーと一緒に置いておくと、同じように使っちゃってすぐダメになるの」 |
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新しい酒は新しい革袋に
読み | あたらしいさけはあたらしいかわぶくろに |
意味 | 新しい思想や内容は、新しい形式で表現することが必要である。 |
原文 | 「新しき葡萄酒を古いき革袋に入るることは為じ。もし然せば袋張り裂け、酒ほとばしり出てて袋もまた廃らん。新しき葡萄酒は新しき革袋に入れ、かくて両つながら保つなり」<新約聖書マタイ伝第九章> |
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あちらを揺らせばこちらが揺れず
読み | あちらをゆらせばこちらがゆれず |
意味 | 双方の面目を保ち、喜ぶようなことをするのは難しいということ。 |
例文 | 「あちらを揺らせばこちらが揺れず、母親と嫁との間で板挟みだ。結婚してからずっとさ。えんえん出汁の取り方でモメてやがる。俺はインスタント味噌汁が好きなのに」 |
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あちらを立てればこちらが立たず
読み | あちらをたてればこちらがたたず |
意味 | 双方の面目を保ち、喜ぶようなことをするのは難しい。物事は両立しにくいということ。 |
例文 | 「あちらを立てればこちらが立たずというし、俺は愛人には偽名を使うようにしているんだよ」 |
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後は野となれ山となれ
読み | あとはのとなれやまとなれ |
意味 | 自分の胸が野(貧乳)になろうが山(巨乳)になろうが、どうなっても構わない。努力はしたし。 |
例文 | 「私のファースト写真集が好評発売中です。途中で胸の詰め物が取れるハプニングもありましたが、後は野となれ山となれ、編集でうまくごまかしてもらいました」 |
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後は野となれ山となれ
読み | あとはのとなれやまとなれ |
意味 | 目先のことさえ済めば、後のことはどうなっても構わない。最後まで全うする気持ちがある場合や、また特定のものさえ良ければ後はどうでもいいという意で使うのは誤り。 |
例文 | 「こんないい加減な仕事を後は野となれ山となれと言わんばかりに押し付けてくるとは。ごまかすのは顔だけにしてほしいぜまったく」 |
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雨降って顔固まる
読み | あめふってかおかたまる |
意味 | お気に入りのブラを外に干したままだったかもしれない。 |
例文 | 「こないだ突然すごい雨が降ってきた日があったでしょ?私下着を外に干したままでさ。雨降って顔固まったわ。あの雨でブラの生地が一回り縮んだ気さえするのよね」 |
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雨降って地固まる
読み | あめふってじかたまる |
意味 | 揉め事やゴタゴタが起こった後は、かえって良い結果を得たり安定した状態となってうまくいく、という意。 |
例文 | 「俺はプロの下着ドロだが、雨降って地固まるで、一度盗みに入られた家はガードが固くなるんだ」 |
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案ずるより入れるが易し
読み | あんずるよりいれるがやすし |
意味 | 親からもらったこの体ではあるが、あれこれ思い悩むくらいなら、シリコンを入れてしまった方が楽なのではないか。 |
例文 | 「案ずるより入れるが易しで、美容整形したら胸が小さいコンプレックスなんて吹き飛んじゃった」 |
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案ずるより産むが易し
読み | あんずるよりうむがやすし |
意味 | あれこれ心配するけども、物事は実際に臨むと案外たやすくいくものである、という意。取り越し苦労を慰めるときに使う。 |
例文 | 「案ずるより産むが易しだね。初めての手術で緊張していたが、見事彼女をデカパイにしてみせたぞ」 |
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