取り戻せ、ハリのあるバストと女性の権利
――フェミニズムの今とこれから
育乳家としての展望
板代:
私はぺちゃぱいだからたれるたれない以前の問題なんだけど、同年代の友達なんかはやっぱりたれはじめてるみたいなのよ。
たれ子:
どうしたって避けては通れない問題ね。
板代:
その友達があなたのセミナーのパンフレット抱えてたもんだから(笑)
たれ子:
あらぁそうなの!
板代:
私がたれ子と古い友人だって言ったら、キャーキャー言われちゃった(笑)あなたってやっぱり、そのスジでは有名なのねぇ。
たれ子:
ぜひ今度お声がけして、私のセミナーに参加してみて。育乳はなにもカップ数を上げるだけじゃない。ハリを取り戻すことだって育乳のうちなんだから。
板代:
ええ、あなたのその胸を見てればインチキなんかじゃないって一目瞭然よ(笑)
たれ子:
説得力あるでしょ(笑)
板代:
育乳家としてのあなたの夢って何?
たれ子:
一人でも多くの女性が、女性でいられるっていうのかな。つまり女を捨てることをしてほしくないのね。
板代:
人間歳をとると、諦めることに抵抗がなくなっちゃうのよね。
たれ子:
私の教え子たちの美と若さが永遠に続くことが私の夢。そして誰より、私自身がそうありたいわ。
板代:
更年期を境におっさん化していく女性も多いものね(笑)
たれ子:
おっさんになるのは来世でもいいじゃない?(笑)女として人生を全うするのは大変だけど、とてもやりがいのあることでもあるのよ。私は死ぬまで女であり続けたい。そして願わくば、胸にコンプレックスを持つ女性が一人もいなくなりますよう。
板代:
あなたのまっすぐなところ、私大好きよたれ子。あなたって現代のジャンヌ・ダルクね。
たれ子:
そういう星のもとに生まれついちゃったのかしらね、私。
二人の恋愛観
板代:
最近恋愛の方はどう?
たれ子:
さっぱりよさっぱり。とんとご無沙汰してるわ。
板代:
私も今は、仕事仕事だなぁ。でも、いつ運命の人に出会ってもいいように、せめて身なりだけは小ぎれいにしとかなくちゃ(笑)
たれ子:
ふふ、でもあなた相当面食いだったでしょ?
板代:
それがこの歳になると、不思議と顔なんてどうでもよくなってきちゃったの。フィーリングが合えばそれだけで十分かなぁって。なんでだろう?
たれ子:
それが大人になったってことなんじゃないかしら。
板代:
どうかなぁ。たれ子はどんな人がタイプなんだっけ?