取り戻せ、ハリのあるバストと女性の権利
――フェミニズムの今とこれから
たれ子:
なのに日本の社会って、女性の方がお給料が低いことがほとんどなの。確かに出産や育児ともなれば、どうしたって会社を離脱しちゃうこともあるし、いつまでも男性と同じようには働けないわ。でもせめて、同じ時間同じ仕事をしたら、男性と同じ給与が与えられるべきよね。
板代:
いいこと言うわたれ子。
たれ子:
フェミニズムを目の敵にする男性もいるけど、別に私たち女は男より優位に立ちたいってわけじゃないのよ。ただ平等にしてほしいってだけ。
板代:
そこんとこ勘違いしてる人多いわよねぇ。
たれ子:
男性はきれいな女性が好きでしょ?給与が増えれば私たち女はどんどん綺麗になるわよ(笑)
板代:
男っていっつもそう。絶対に女より保守的よねぇ。
たれ子:
女性って基本的には、なんでもはっきりさせたい生き物なんでしょうね。女って、そういうところあるじゃない?不正には団結して声を上げたり。
板代:
あなた、革命家も向いてるんじゃない?
たれ子:
(笑)
多様性を履き違える若者たち
板代:
仕事といえばうちも大学が近くにあって、けっこうアルバイトで学生さんが来るのよ。でもなんか今どきの若い子って目を見てあいさつしない子が多いし、地味な仕事だからかすぐ辞めちゃうのよね。
たれ子:
よくない風潮ね。
板代:
前なんてイヤホンして音楽聞きながら接客してる子がいたのよ、信じられる?
たれ子:
日本の情緒と美徳はどこへ行っちゃったのかしら。嘆かわしいわ。
板代:
そういう子って当然のように仕事もできないし、困ったものよ。
たれ子:
完全に親のしつけが悪いのよ。その子とひいては親御さんまで呼びつけて、あなたがガツンと叱ってやればよかったのよ。「一家そろって常識もなけりゃ何の才能もねえな!全員小学校からやり直せ!!」って(笑)
板代:
やだ、地が出てるわよたれ子(笑)
たれ子:
(笑)正直私、最近の子ってみんな同じ顔に見えるわ。
板代:
ほんと個性豊かで魅力的な子って減ったわよね。あなたが平成最後の傾奇者ね、たれ子。
たれ子:
それ、ほめてるのかしら?
一同:
(笑)